当院を新しくした時に、シンボルツリーとして診療所の前にオリーブの木を植えました。
今年はとてもたくさんの実がなりました。
くまでを使って収穫し、
今年はうまくいきませんでした。
来年はどなたか詳しい方に
オリーブオイルの作り方を教えてもらってから
始めたいと思います。
昨年11月から糖質オフダイエットをしています。
琴平に帰ってくる前は、大阪や静岡で消化器内科医として働いていました。
特に、内視鏡を使っての検査、治療が専門でした。
開業してからはスタッフの問題等もあり、内視鏡検査はやっていますが、治療をする機会はあまりありません。
内視鏡治療の一つに異物回収があります。
これは、開業後もときどき依頼されます。
食道異物で一番多いのが、薬をPTP包装から出さずにそのまま飲み込んでしまうケースです。
先日もPTP包装のまま薬を飲み込んだ、と言う患者さんを他院より紹介されました。
ご本人も飲んだかどうかよくわからないとのことでしたが
中部食道にしっかり引っかかっていました。
生検鉗子で回収しました。
お肉を詰まらせたケースもありました
巻き寿司
魚の骨
よく御自分で”ぼけてきた” とおっしゃる方がいます。
認知症の方はあまり御自身では”ぼけた” などとは言いません。
でも、心配されている方は多いと思います。
そこで、当院で簡単な問診による認知症検査(もの忘れ検査)をすることにしました。
長谷川式スケール、時計描画テスト、かなひろいテストの3つを看護婦さんと一緒に行ってもらいます。
その後、診察させていただいて 必要であれば神経内科の池田先生を受診していただきます。
ご自身で心配されている方、ご家族の方
当院受付にお声をかけていただければ、予約していただいて検査は20分程度で終了します。
電話で予約してもらっても結構です。
一度受けてみてください。
昨日、こんぴら歌舞伎のお練りがありました。
暖かな陽気で、晴れていて良かったです。
お練りは毎年診療中で見に行けませんが、
琴平の大きなイベントのひとつです。
そのお練りに欠かせないのが、紙吹雪です。
その紙吹雪を作っているのが、
私が健康相談などで行っている、ねむ工房の人たちです。
彼らはハンディキャップをもって生活をしています。
紙吹雪だけでなく、色々と手作りで作っています。
先日にいった時に、綿から糸を作っていました。
できあがりも、手作り感がありいい感じでした。
”さおり”と教えてくれました。
畑に綿の種を植える予定とのこと
いろいろと楽しそうな企画を考えておられるようです。
昨日髙松で久留米大学医学部教授内村直尚先生の”不眠症の診断と治療”という講演会に出席しました。
生活習慣病に対して不眠症の改善が食養生や運動療法と並んで大切な事であると話されていました。
特に、不眠症の患者さんが肥満になる確率が高いようです。
ただ、お年寄りは長く寝ようとして夜7時頃から床に入って朝まで寝ようとする方もおられて
これは薬を使っても無理なので、11時頃まで起きておくように指導するとのことでした。
また、夜、明るい光を浴びるのは良くないとのこと、特に最近のLEDライトは睡眠を抑える作用があるとのことでした。
不眠症の患者さんは転倒しやすいようです。
眠り薬を服用して不眠が改善すれば転倒は改善するというデータもあるようでした。
ただ、眠り薬による副作用に筋弛緩作用というものがあり、力が入りにくくなって転倒することもあるようです。
お年寄りに対する筋弛緩作用の少ない睡眠薬の選択が重要のようでした。
夜、トイレへ行く回数が多くて眠れない人も多いと思いますが
これも睡眠が改善すれば膀胱の容量も増えて、トイレの回数が改善するようです。
いろいろな病気と関連する不眠症です。
困っている方はご相談ください。